ロシア側の整備
サハリン北部のガス田から南部へのパイプラインは、既にサハリン2によって整備され操業されている通り、技術的に特段の問題はありません。また、サハリン南部から北海道北部については、既にガスプロムグループの大手エンジニアリング会社が中心となって調査し、米欧及び日本の大手エンジニアリング会社もこれを検討して技術的に特段の問題もなく実施可能であるとの結論を得ています。
日本側の整備
既に北海道北部から青森県東部までを、米国と日本の大手エンジニアリング会社が共同で調査し、技術的に実施可能であることを裏付けています。青森県東部から首都圏東部までは国道等の公共インフラを基本とする陸上ルートで実施することとしているため、国土交通省等の政府のご協力を頂くことによって円滑に実施することが可能です。もちろん、漁業権などの環境問題もありません。
地震対策等
2004年の新潟大地震や2011年の東日本大震災でも、幹線パイプラインには支障がなく正常であったことにより、日本の耐震技術は世界的にも優れていることを裏付けています。現在、政府が全国的に広域天然ガスパイプラインを整備する方針を打ち出していることも、日本の耐震技術の確かさを前提としています。 |